交流戦総括 打撃成績編&ドラニュース
しかし中盤から終盤にかけて苦しい戦いを強いられることとなった。井端、谷繁の離脱などけが人続出の中、打線がまったく機能しなくなる日が続く。首脳陣は不動の4番のタイロンを3番に置くなど打順を日替わりにいじり、打線の奮起を待つ事を強いられる。
そんな中、打線の不調がついに投手陣にまで波及、先発に勝ち星がつかない試合が増える事になる。
それでも憲伸、小笠原などは持ち前の投球術で窮地を凌ぎ、大きな連敗をせずに済んだ。
中盤はどうなる事かと思ったが、サブメンバーの頑張り、ニューヒーローの誕生などで、苦境を跳ね除け見事な全員野球で道を切り開いていった。
結局終わってみれば7位。首位に3ゲーム差と迫っていた。
| 順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 福岡ソフトバンクホークス | 24 | 15 | 9 | 0 | .625 | -- |
| 2 | 阪神タイガース | 24 | 15 | 9 | 0 | .625 | 0.0 |
| 3 | 北海道日本ハムファイターズ | 24 | 14 | 10 | 0 | .583 | 1.0 |
| 4 | 読売ジャイアンツ | 24 | 14 | 10 | 0 | .583 | 1.0 |
| 5 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 24 | 13 | 11 | 0 | .542 | 2.0 |
| 6 | 広島東洋カープ | 24 | 13 | 11 | 0 | .542 | 2.0 |
| 7 | 中日ドラゴンズ | 24 | 12 | 12 | 0 | .500 | 3.0 |
| 8 | オリックス・バファローズ | 24 | 11 | 13 | 0 | .458 | 4.0 |
| 9 | 東京ヤクルトスワローズ | 24 | 10 | 14 | 0 | .458 | 4.0 |
| 9 | 埼玉西武ライオンズ | 24 | 10 | 14 | 0 | .417 | 5.0 |
| 11 | 千葉ロッテマリーンズ | 24 | 10 | 14 | 0 | .417 | 5.0 |
| 12 | 横浜ベイスターズ | 23 | 6 | 18 | 0 | .250 | 9.0 |
全体的な総括としては優勝はソフトバンク。交流戦初優勝だ。2位は阪神。セリーグ各球団の願いも虚しく、パリーグの猛者たちをもってしても虎を止める事が出来なかった。3位は日ハムだ。まあ例年のように交流戦には強いわ。
そして大方の予想に反して楽天が5位に入った。楽天は交流戦で3つの貯金だ。予想に反してと言えば西武。公式戦の勢いは交流戦に入り途端に失速し10勝13敗と3つ負け越し。パリーグファンの皆様には嬉しい限りだろう。
また横浜が5勝18敗と相変わらずどん底の状態。途中には大矢監督に対するベイファンの怒りの抗議などがあり、これは横浜ファンならずともその怒りは察するに余りある。
| 1. | 金本知憲 | 阪神タイガース | .407 |
|---|---|---|---|
| 2. | 東出輝裕 | 広島東洋カープ | .395 |
| 3. | 青木宣親 | 東京ヤクルトスワローズ | .377 |
| 4. | 川崎宗則 | 福岡ソフトバンクホークス | .366 |
| 5. | 宮本慎也 | 東京ヤクルトスワローズ | .357 |
| 6. | 栗山巧 | 埼玉西武ライオンズ | .352 |
| 7. | サブロー | 千葉ロッテマリーンズ | .351 |
| 8. | 根元俊一 | 千葉ロッテマリーンズ | .351 |
| 9. | スレッジ | 北海道日本ハムファイターズ | .349 |
| 10. | 中島裕之 | 埼玉西武ライオンズ | .348 |
打率トップ3はセリーグの打者が独占した。顔ぶれとしては順当かと言うところだが、若干場違いかというのが東出。交流戦に入りグングン打率を上げて、今やセリーグの打率でも2位と躍進した。
珍しいところで言えば、ヤクルトの宮本もランクインしている。
| 1. | タイロン・ウッズ | 中日ドラゴンズ | 10 |
|---|---|---|---|
| 2. | 村田修一 | 横浜ベイスターズ | 8 |
| 3. | G.G.佐藤 | 埼玉西武ライオンズ | 7 |
| 3. | 金本知憲 | 阪神タイガース | 7 |
| 3. | 中村剛也 | 埼玉西武ライオンズ | 7 |
| 6. | 小久保裕紀 | 福岡ソフトバンクホークス | 6 |
| 6. | ローズ | オリックス・バファローズ | 6 |
| 6. | ラミレス | 読売ジャイアンツ | 6 |
| 6. | カブレラ | オリックス・バファローズ | 6 |
| 6. | 吉村裕基 | 横浜ベイスターズ | 6 |
交流戦ホームランキングはドラゴンズのタイロン・ウッズが獲得。これは素直に嬉しい限りだが、戦中はと言えばタイロンのホームランが必ずしも勝ちに直結しない試合が多々あったのは言うまでも無い。
りーぐ戦復帰後はタイロンが打てば勝つと言う流れをつくる事を投手陣には期待したい。
| 1. | 金本知憲 | 阪神タイガース | 29 |
|---|---|---|---|
| 2. | ラミレス | 読売ジャイアンツ | 24 |
| 3. | ローズ | オリックス・バファローズ | 22 |
| 4. | ブラゼル | 埼玉西武ライオンズ | 20 |
| 5. | タイロン・ウッズ | 中日ドラゴンズ | 19 |
| 5. | カブレラ | オリックス・バファローズ | 19 |
| 7. | 鉄平 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 18 |
| 8. | 新井貴浩 | 阪神タイガース | 17 |
| 8. | 栗原健太 | 広島東洋カープ | 17 |
| 10. | G.G.佐藤 | 埼玉西武ライオンズ | 16 |
| 10. | 稲葉篤紀 | 北海道日本ハムファイターズ | 16 |
| 10. | 今江敏晃 | 千葉ロッテマリーンズ | 16 |
| 10. | リック | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 16 |
| 10. | 後藤光尊 | オリックス・バファローズ | 16 |
| 10. | 松中信彦 | 福岡ソフトバンクホークス | 16 |
トップには阪神金本がランクイン。ちなみに金本は打率、本塁打、打点の各ランキングでランクインしている。この調子がいつまでも続くとは思わないが、リーグ戦復帰後も敵としては怖い存在なのには変わりない。
そして5位にはタイロンがランクイン。ホームランは10本だが打点が19とは。タイロンの前でチャンスがつくれなかったと言う事がこの数字が如実に表している。
| チーム | 打率 | 得点 | 安打 | 本塁打 | 打点 |
| 阪神 | .292 | 109 | 233 | 16 | 103 |
| ロッテ | .288 | 118 | 245 | 25 | 114 |
| 広島 | .278 | 100 | 223 | 19 | 93 |
| ソフトバンク | .274 | 97 | 223 | 22 | 96 |
| 楽天 | .272 | 107 | 219 | 12 | 104 |
| 日ハム | .270 | 93 | 213 | 13 | 89 |
| オリックス | .270 | 111 | 216 | 24 | 107 |
| ヤクルト | .269 | 89 | 224 | 8 | 84 |
| 巨人 | .259 | 88 | 211 | 21 | 84 |
| 横浜 | .257 | 100 | 210 | 31 | 92 |
| 西武 | .252 | 98 | 198 | 34 | 97 |
| 中日 | .240 | 76 | 183 | 20 | 75 |
注 赤数字は各部門トップ。青数字は各部門最下位
毎年、順位予想の極めて困難な交流戦。チーム別に打撃成績を書き出してみたが、打撃と順位は必ずしも直結していない。むしろまったく順位には関係が無い数字と言ってもいいほどだ。
チーム打率トップの阪神は優勝争いをしたチームだが、得点、安打数、打点でトップのロッテは順位は10位。10勝14敗と大きく負け越した。
逆に西武は本塁打数トップダントツでトップだが交流戦の順位は11位と低迷した。ドラゴンズと言えば本塁打数を除く全ての項目で最下位だったが、順位は7位。12勝12敗で5割となっている。
◆ドラゴンズニュース
戦列を離れていた谷繁、井端が、来週にも帰ってこれそうな状況になっているようだ。キャッチャーは現状でODAが靱帯を痛め登録抹消。しばらくは復帰は難しい。そんな手薄なところへ谷繁が帰ってくる。リーグ戦巻き返しのため、阪神追撃のために欠かせない戦力だ。
さらに1ヶ月掛かるかといわれていた井端が早々の復帰を目指している。患部の足を庇いながらだが、遠目のキャッチボールを再開。谷繁、井端は一つ一つの動きを確かめながらの2軍戦になりそうだ。
谷繁、27日復帰へ きょうあす2軍で最終テスト(中スポ)
左わき腹痛で調整中の中日・谷繁がいよいよ復活への“最終テスト”に臨む。14日に出場選手登録を抹消されて以来、慎重にリハビリを進めてきたが、24、25日のウエスタン・リーグ、阪神戦(鳴尾浜)で実戦復帰することになった。プレーに支障がなければ、交流戦明けの初戦となる27日の横浜戦(横浜)で1軍に戻る予定だけに、回復具合を見極める重要なテストになりそうだ。
▼写真 わき腹痛の回復も順調。練習中、笑顔を見せる谷繁=ナゴヤ球場で(浅野誠撮影)
井端、来週にも1軍 みんな待ってる!!(中スポ)
安静を保っていたキーマンが動きだした。左足を痛めて戦列を離れている中日・井端が23日、離脱後初めて屋外で練習を開始した。 久々のユニホーム姿だった。ナゴヤ球場のグラウンドに出ると、こちらもリハビリ中の中川とキャッチボールを始めた。約60メートルの距離まで離れ、約10分間。感触を確かめるように投げた。 「足が使えるようになるまで肩を休ませるわけにはいかないので。肩は問題ないです。トレーニングはずっとやっていますが、あとは走れるかどうか、です」
▼写真 戦列離脱後初めて屋外でキャッチボールする井端=ナゴヤ球場で(浅野誠撮影)
山内、お祭り大好き フレッシュオールスター概要発表(中スポ)
プロ野球オールスターゲーム運営委員会は23日、若手選手による「フレッシュオールスターゲーム2008」の開催要項を発表した。今年は8月2日(試合開始18時)、イースタン・リーグ選抜-ウエスタン・リーグ選抜の対戦で山形蔵王タカミヤホテルズスタジアムで開催される。出場候補42選手には、中日から山内をはじめ、清水昭、谷、岩崎、平田の5選手が選出され、“高校ビッグ3”と言われた中田(日本ハム)、唐川(ロッテ)、由規(ヤクルト)も選ばれた。
▼写真 フレッシュオールスターに選出され、抱負を語る山内=ナゴヤ球場で(浅野誠撮影)
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